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大原御幸(おおはらごこう)について

【書誌】
絵巻1軸。表紙寸法、縦26.2糎、横24.0糎。
全長、1321.1糎。江戸初期頃の製作。 

【内容】
江戸中期、元禄以降に作られた、奈良絵というもやや大和絵風。
表紙は金糸織込み文様入り金襴で、料紙の下半分に全巻を通して絵が描かれるという特殊な絵巻の形態をとる。

内容は、浄瑠璃の「大原御幸」、「四十八願記」、「世継曽我」、「三社託宣」、「本願記」の道行を絵巻化したもので、珍しいものである。