夜討曾我 トップへ
夜討曾我(ようちそが)について

【書誌】
3冊箱入。寸法、縦18糎×横25.3糎。袋綴。上 18丁、中 18丁、下 18丁。表紙はうちぐもり。挿絵数21図。江戸初期(?)の作品。

【内容】
江戸時代の初期、寛永の頃までの作と思われる。挿絵は、上巻に10図、中巻に5図、下巻に6図。幸若舞曲の「夜討曽我」を横型の奈良絵本にしたもの。幸若舞曲を題材にした絵本は、結構多い。内容は曽我兄弟が富士の裾野の巻狩りでかたきの工藤祐経と巡り会い、その祐経の館に討ち入るまでを描く。